中国政府特使で外交部(外務省)の張業遂・副部長(次官)は27日、クアラルンプールで行方不明になったマレーシア航空機の中国人乗客家族を見舞った。
張副部長は、「事件発生後、党と政府は高度に重視し、習近平総書記、李克強総理ら党、国家の指導者は常に我が同胞をふくむ乗客の命の安否を確認している。そして全力での捜索救助を幾度も指示し、自ら関係国の指導者に働きかけてきた。現在までに、中国政府は衛星21基、艦艇10隻あまり、航空機数十機を出動させ、捜索を行っている」と述べた。
さらに張副部長は、「我々の目的は行方不明になった同胞を全力で捜索することで、わずかな希望も決して諦めない。我々はひきつづきマレーシア側に対し、すみやかに、かつ的確に家族のみなさんに対して関連情報、および事件調査の進展状況を提供し、同時にみなさんに対するケアを確実に行うよう求めていく。中国政府はみなさんの合法的権益を必ず確実に護る。ご安心ください。お体をくれぐれも大切に」と気遣った。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年3月28日
<特集>マレーシア航空機不明 中国人154人搭乗