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解説

三網融合

「概説」

  三網融合とは通信網、インターネット、有線テレビ網の三大ネットワークを、技術改造を通じ、音声、データ、画像など総合マルチメディアの通信サービスを提供できるようにすることである。

 三網融合は広い意味での、社会化された言い方である。現段階では、情報伝達の過程において、放送伝送の「点」を「面」に、通信伝送の「点」を「点」に、コンピュータ内の情報を徐々に融合させ、人類により優れたサービスを提供することを指し、三大ネットワークを物理的に統合することではなく、主にハイレベルシステム応用の融合とされている。三大ネットワークは技術的にベクトルが統一され、ネットワークレベルで総合伝送を実現、シームレスなカバーリングを形成し、システムレベルで相互浸透・交叉する。応用レベルでは同一ベクトルのIPプロトコルが使用され、ビジネスでの相互競争、相互協力において、人類に多様化、マルチメディア化、個性化したサービスの同一目標を総合的に提供してゆくことにより、業界管理・規制および政策の方向性は徐々に統一されることになる。

 「三網融合」はネットワーク資源の共有を実現、低レベルの重複構築を回避し、適応性が広く、維持が容易で、低コストの高速ブロードバンドによるマルチメディアのベーシックプラットフォームとなる。「三網融合」のあかつきには、市民はテレビ用リモコンで電話をかけたり、携帯電話でテレビドラマを愉しみ、ネットワークと端末の選択により、1本のケーブル、あるいは無線により通信、テレビ、インターネットを享受できるようになる。

 「三網融合」後、プロバイダーおよびコンテンツサプライヤーのクオリティーをより一層管理することが可能となり、ネットワーク環境のさらなる向上と浄化が期待される。調和ある社会創建に向けて重大な貢献を果たすであろう。また中国国内テレビ放送のデジタル化も急速に発展する。いずれは国内のどこでも、無線インターネットが可能となる。


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