解説
- 中国南車股フェン有限公司
- 「概説」
- 中国南車股フェン有限公司(中国語の略称は「中国南車」、英語の略称はCSR)は、国務院国有資産監督管理委員会の認可を経て、中国南車集団公司と北京鉄工経貿公司により2007年12月28日に設立された。2008年8月にA株、H株上場を実現している。2009年末現在、全国10の省・市において完全子会社及び持株会社16社を有し、職員は8万人余りに上る。
中国南車は主に機関車、客車、貨物車、動車組、都市地下鉄車両及び重要な部品の研究開発、製造、販売、修理、レンタルなどを行うほか、軌道交通設備技術の関連産業及び、関連の技術サービス、情報サービス、実業投資と管理、輸出入などの業務を行っている。
同公司はこのほか、変流技術国家工程技術研究センター、国家高速動車組工程実験室、国家認定技術センター5カ所、ポストドクターワークステーション4カ所を有しており、同業界では中国初となる海外の工業電力電子研究開発センターを米国に設立した。同公司の技術開発と製造レベルは同業界において世界先進レベルにほぼ達しており、主な製品は「先進、成熟、経済的、適用、信頼」という技術目標に向かってまい進を続けている。国内の需要にこたえるだけでなく、大規模な輸出も実現しており、2007年の海外業務収入は19億元以上となっている。
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