解説

磁気浮上式リニアモーターカー

　「概説」

　磁気浮上式リニアモーターカーは、磁力の反発・吸引力を利用して車体をレールから約1センチほど浮上させ、空中を運行する車両を指す。世界初のリニアモーターカーモデル運営路線である上海リニアモーターカーは、浦東龍陽路駅から浦東国際空港までの30キロあまりをわずか6-7分で運行している。

リニアモーターカーは▽列車が浮上しているため、レールと車両の間に接触がなく、運行速度が速い（時速500キロ以上も可能）ほか、安定的・快適な運行が可能で、オート制御が実現しやすい▽騒音や排気ガスが無く、環境保護に適している▽建設コストを節約できる▽運営コスト、メンテナンスコストが安く、エネルギー消費が低い??などの利点を有している。リニアモーターカーは21世紀の理想的な高速列車であり、世界各国がその発展を重視している。

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