解説

国五条

「概説」

　　「国五条」とは、中国が不動産価格の抑制に向け打ち出した政策5項目をいい、2013年2月20日の国務院（政府）常務会議で承認された。「国五条」は、直轄市（北京市、上海市、重慶市、天津市）、「計画単列都市」（経済や社会発展の諸項目について省の計画から独立し、単独で全国計画に編入されている都市）、西蔵（チベット）自治区ラサ市を除く各省・自治区の行政府所在地に対し、新規商品住宅（分譲住宅）の価格を抑制するための年度目標を、不動産価格の基本的な安定を維持するという原則に基づいて制定・公表し、不動産価格の安定に向けた審査・責任追及制度を整備するよう求めている。

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