3月11日は東日本大震災から2年目の日にあたる。2年前に発生したマグニチュード(M)9の地震と、地震による大規模な津波により、1万8千人以上の人が死亡、行方不明となった。宮城県石巻市は津波の被害を最も受けた地区の一つで、3256人が死亡、448人が行方不明となり、死者数が最多の市級自治体となっている。
石巻市市役所を訪れると、献花台が設置されていた。地震と津波の被害者を追悼する市民が訪れ、現場のテレビでは東京の会場で行われている追悼式の中継が放映されていた。現地時間の午後2時46分(2年前の東日本大震災の発生時刻)、現場の市民と市役所職員は犠牲者のために1分間の黙祷を捧げた。
追悼や祈りのメッセージが貼られた掲示板の上には、中国語で書かれたものも見られた。「中国、広州、祖母」とサインされたそのメッセージには「菲菲、卓卓、元気に大きくなって」と書かれていた。「人民網」が伝えた。(編集YH)
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