野生のミンクが3月下旬、新疆維吾爾(ウイグル)自治区阿勒泰地区哈巴河県の哈巴河近くで撮影され、カメラをじっと見つめる可愛らしい姿を見せている。ミンクは半水棲の動物で、泳ぎや潜水が得意だ。野生のミンクは水辺に近い天然の洞窟などを利用して巣を作り、夜行性で野ネズミや魚、鳥、蛇などを食べる肉食動物である。ミンクは交配と哺乳の時期以外、多くは個体で生活している。哈巴河県額爾斉斯河流域湿地野生動物保護弁公室の専門家によると、野生のミンクは米国やカナダなどに多く生息しており、中国のミンクは地理分布から北方亜種と青蔵亜種の2つの亜種に分けることができる。そのうち北方亜種は数が少なく、今回哈巴河で発見された野生のミンクは北方亜種にあたる貴重な保護動物だという。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年3月25日