米首都ワシントンにあるスミソニアン国立動物園の赤ちゃんパンダ「バオバオ」(宝宝)が18日、一般公開され、米国各地から数多くの見物客が訪れた。「バオバオ」は普段は動物園を訪れないような現地市民をとりこにしただけでなく、中には「バオバオ」の姿を一目見ようと車で9時間かけて来園する人も現れた。
「バオバオ」の公開は同日のワシントンでは「トップニュース」扱いだった。現地の主なメディアが現場からテレビ中継を行い、アナウンサーが「見るたびに可愛くなっていくようだ」とコメントし、パンダ館の限られたスペースに多くのカメラが並んだため、園の係員が何度も一般客のためにスペースを開けるように注意することとなった。
「バオバオ」の世話を担当する同園の係員、ニックさん(音訳)によると、パンダは一貫して動物園で一番人気の動物だ。2005年にパンダの「泰山」が生まれた際にもワシントンでは話題を集めたが、今回の「バオバオ」の誕生もそれを上回る盛り上がりぶりを見せている。中米両国の協定に基づき「バオバオ」は4歳になると中国に戻ることになっているが、それまで米国民は可愛い姿を身近に見ることができる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年1月20日