2014年5月21日  
 

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「上海市精子バンク」取材記

人民網日本語版 2014年05月21日08:19
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高倍率顕微鏡で見たヒトの精子冷凍された精子は、血液型別に、マイナス196℃の液体窒素容器で保存される。仁済北院の精子冷凍保存庫精子採取室精子採取室
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 「精子バンク」をめぐる話題が、再び社会の話題の的になり、上海市「精子バンク」にも、人々の注目が集まっている。中国新聞網が伝えた。

 上海全市では、夫婦の不妊率が10%に達しているが、上海市精子バンクに冷凍保存されている精子は1500組に届かないという。

 この1500組のうち、最年長は、中国で核開発関連業務に携わる60代のスウェーデン人専門家だ。彼は、自分が前立腺がんを患ったことから、上海市精子バンクで自分の精子を保存するという選択をした。一方、最年少は、白血病を患った17歳の男性。

 上海市精子バンクの所長を務める仁済病院医師の李錚博士は、「放射線や高磁気を浴びる危険性が高い業務に従事している人や、消防隊員や警官など高リスク業に携わる人は、今後の出産プランを視野に入れ、自分あるいは家族の精子を保存しておいた方が良い」と提案している。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年5月21日

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