日本の安倍晋三首相は9日、今後商業捕鯨の再開を推進すると述べた。「捕鯨は日本文化の一部だ」、「捕鯨研究を行い、鯨資源の管理に不可欠な科学的データを得る」。国際捕鯨委員会は1986年に「国際捕鯨取締条約」を採択し、商業捕鯨を禁止し、調査捕鯨を許可した。日本はこの条約に署名したが、長年にわたり科学研究の名目で大量の捕鯨を行なっている。日本のこうしたやり方は多くの国や環境保護団体に批判されており、我々は次のように問いかけずにはいられない。
残酷だとわかっていながら、伝統があるなら維持すべきなのだろうか。
実際は私利私欲のためなのに、科学研究という旗印の下で堂々と行なってよいのだろうか。
青海原の静寂が破られ、血潮が飛び交う中で、心安らかに笑って「素晴らしい」料理を楽しむことができるのだろうか。新華社が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年6月13日