李克強総理は5日早朝、雲南省の魯甸県人民病院を訪れ、地震で負傷した人々を見舞い、医師や看護師を慰労した。
魯甸県人民病院は震央から最も近くにある比較的良い病院で、すでに重傷者を含む負傷者280人余りを収容して治療に当たっている。李総理は負傷者の入院、治療、搬送状況などについて細かく質問。その後、病棟を訪れ、入院中の負傷者を見舞った。李総理は「地震による負傷者の入院・治療費は政府が全額負担し、負傷者一人一人が必ず手厚い治療を受けられるようにする」と語った。
李総理は医師や看護師に慰労と感謝の意を表明。「今回の地震では多くの人々が死傷した。みなさんが最前線に立ち、廃墟の中から大衆を救助し、負傷者を治療、搬送したからこそ、新たな死傷者が出ず、命を助け傷を癒す白衣の天使の人道精神が発揚された」と語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年8月6日