昨年9月に陸軍第14集団軍のある工兵団で中国初の女性地震救援隊が結成された。雲南魯甸地震後、女性隊員は初めて現場に赴いて救援活動に参加し、大きな役割を果たしている。がれきに閉じ込められた人を掘り当てるたびに、女性兵士たちの心は奮い立つ。「こうした悲劇が起こるのを臨まない。私たちは専門の技術を持っているが、地震が起きずに、私たちの技術が役に立つ機会が来ることのないように願う」。6年にわたって兵役についている田洪嬌さんは俯き加減に語る。「救援活動時には疲れは感じず、生き埋めになった人を速く助け出したいとだけ感じている」。雲南網が伝えた。
田洪嬌さんから見ると、女性兵士の方が注意深く、生き埋めになった人の徴候をすぐ発見して救援時間と不要な労力を減らすことができる。そして器材チェック時に女性兵士の方が真剣で、漏れや間違いを回避できる。また生き埋めになった人や家族を励ます時にも女性兵士の方が男性兵士より受け入れられやすいという。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年8月7日