中国人権研究会編纂の「中国人権事業発展報告2014」(人権青書)が正式に発表された。青書は2013年の中国人権事業の進展について重点的に分析、研究しており、総報告、テーマ別報告、調査研究報告、事例研究、付録の各部分からなる。青書は「中国の夢」が人権にとって持つ意味を系統的に分析し、中国共産党第18期中央委員会第3回会議が中国人権事業の発展推進にとって持つ重大な意義を重点的に説明し、2013年の中国人権事業の進展の全体的特徴を総括した。
テーマ別報告部分では、汚職摘発、社会主義協商民主建設、労働教養制度改革、コミュニティ矯正、公益訴訟、(出稼ぎで親がいない)農村の留守児童、エコ文明建設などの分野における人権保障の進展について論じた。また、憲法に人権を盛り込んで10周年になることから、2003~2013年に中国大陸部で刊行された人権に関する著作を整理し、研究報告をまとめた。
中国人権研究会は1993年設立。人権分野で最大の全国的学術団体の1つだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年8月7日