雲南省魯甸県の被災地の紅石岩堰止湖の水を放出する作業が6日に完了し、水位が正常に戻って、湖の底に水没していた村が再び姿を現した。雲南省魯甸県で8月3日に発生した「8·3」地震により、魯甸県と巧家県の境に位置する牛欄江の紅石岩発電所付近に堰止湖が形成され、5000万立方メートル近くの水が下流の住民を脅かしていた。堰止湖下流の住民の生命と財産の安全を確保するため、牛欄江堰止湖緊急対策指揮部は堰止湖の堤に排水路を作った上で、さらに水排出用の穴を作って排出能力を拡大し、堰止湖の水位と決壊のリスクを効果的に低減し、堰止湖の水の排出のさらなる安全を確保した。水排出用の穴は8月14日から工事が始まり、10月3日に終盤を迎え、水の排出が始まって堰止湖の水位が低下した。同4日夜には水の排出がおおよそ完了した。新華社が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年10月8日