雲南省地震局が明らかにしたところによると、同省普洱市(プーアル市)景谷県で7日午後9時にマグニチュード(M)6.6の地震が発生して以来、8日0時までに、被災地ではM3以上の余震が7回発生している。最大の余震はM4.2。新華社が報じた。
同局の報道官によると、今回の地震はマグニチュードが大きく、震源が浅く、震源地は多くの少数民族が集団で暮らす低開発地域だった。震源地となった永平鎮の人口密度は1平方キロメートルあたり43人、建築物は主に「穿闘式」という骨組形式の木造建築で、耐震性は比較的高い。8日0時の時点で、この地震による死者は1人、重傷者は8人、軽傷者は20人あまり。現在永平鎮の通信は途絶えており、具体的な被災状況については現在確認が行われている。
中国地震局は今回の地震を重大地震災害と判定し、国家地震緊急時対応マニュアルに基づき、2級の緊急対策を発令した。
中国地震局によると、7日午後11時の時点で、普洱市で非常に強い揺れが観測されたほか、雲南省全域で揺れが観測されており、その被害は甚大であることが予想されるという。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年10月8日