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李総理、ミャンマーのテイン・セイン大統領と会談

 2014年11月15日10:09

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ミャンマー訪問中の李克強総理は14日、ネビドーでテイン・セイン大統領と会談し、両国の全面的な戦略協力について踏み込んだ意見交換を行い、幅広い共通認識に達した。

この中で、李総理は「中国とミャンマーは国交を樹立して64年の間、互いを尊重し、平等に付き合い、両国の友好協力関係は平和共存五原則を基に大きな進展を遂げた」として、「中国はミャンマーが自国の国情に合った道を歩み、長期的な安定と発展を実現することを支持し、ミャンマーと共に友好という大局と国民の根本的利益を重んじ、信頼し合い、助け合い、両国の戦略的協力レベルを全面的に引き上げていきたい」考えを示した。

李総理はまた「双方がハイレベル往来を保ち、政府、政党などの交流メカニズムを生かして、戦略的意思疎通を強化し、政治上の相互信頼を増すことや、大きなプロジェクトの協力を行い、両国の協力によってより多くの国民に利益を与えること、両国間の電力協力委員会、農業委員会の役割を果たし、エネルギー、農業における協力を深めること、両国の現地通貨決済を推進し、互いに金融機関を増設することを支持すること、ハイテク、保健、青年、マスコミ、宗教などの人文分野の交流を拡大し、友好の民意を固めることに力を入れていくべきだ」として、「ミャンマーと共にバングラデシュ、中国、インド、ミャンマー間の経済回廊を築くことを推進し、地域のコネクティビティーと経済、社会の発展を促していくことを望んでいる」と述べた。

これに対して、テイン・セイン大統領は「ミャンマー、中国、インドが共に提唱した平和共存五原則は世界的にも影響が拡大している。李総理のミャンマー訪問期間は短いが、実り豊かなもので、両国の互恵協力と国民間の友情を促進した」として、「ミャンマーはこれを契機に中国との交流と協力をさらに強化し、バングラデシュ、中国、インド、ミャンマー間の経済回廊や『一帯一路』、アジアインフラ投資銀行の建設を支持すると共に積極的に参加し、大きなプロジェクトを展開し、人文交流を密接にして、両国関係の新たな発展を推進していく」という意向を示した。

会談後、李総理とテイン・セイン大統領は両国の経済貿易、農業、金融、エネルギーなどの分野での協力文書の調印に立ち会った。

「中国国際放送局日本語版」より 2014年11月15日

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