李克強総理は8日午後、コスタリカのソリス大統領、エクアドルのコレア大統領、バハマのクリスティー首相と人民大会堂で会談した。
李総理はソリス大統領との会談で「中国とコスタリカの経済は強みによる相互補完が際立っている。両国が双方協力共同行動計画をしっかりと策定し、実務的で有効な措置を打ち出すことを希望する。両国の自由貿易協定を活用し、経済・貿易関係を拡大し、相互投資を促進することを希望する。中国側は自国の優勢な生産能力および先進的装備をコスタリカの交通インフラ改善などのニーズと結びつけ、協力分野を拡大し、新たな目玉をつくることを望んでいる」と表明した。
コレア大統領との会談では「中国側はエクアドルによる国家工業発展全体計画の策定を支持する。自国の設備製造業などの強みを利用して、エクアドルの鉄鋼、冶金、造船など工業建設を支援し、エクアドル経済の発展に助力し、互恵・ウィンウィンを実現したい。双方は政府間協力体制の役割をしっかりと発揮し、経済・貿易・金融分野の協力を着実に拡大し、新たな協力の成長源を育成する必要がある。エクアドルがラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)議長国任期中、中国とCELACの全体的協力の促進に引き続き積極的役割を果たすことを希望する」と表明した。
クリスティー首相との会談では「双方が協力の潜在力を掘り起こし、協力分野を拡大し、協力方法を革新することを希望する。インフラ整備を協力の重点に、海洋、漁業、観光分野の協力を強化することを希望する。中国側はさらに多くの中国企業がバハマで経済・貿易・投資協力を展開することを奨励する。バハマ企業の中国での投資、事業展開を歓迎する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月9日