蘇沙さんは青島大学医学院4年の学生だ。恥ずかしがり屋の彼は大学2年の時にコスプレに触れた。趣味になってからの時間は長くないが、既に山東地域では有名なコスプレイヤーだ。「皆、コスプレに対する誤解が大きすぎる。頭のおかしい子どもだけが夢中になると考えている人もいる。コスプレはスケートボードやサッカーなどと変わらない普通の趣味で、どんな年齢の人間も楽しむことができる。コスプレ衣装を脱げば一般人だ」と蘇沙さんは語る。中国新聞網が伝えた。
夢を叶えるだけ
モデルとは違い、コスプレは多くの場合、自分で衣装の費用を払う必要がある。コスプレ1式は安ければ数百元(1元は約19.2円)、高いものはきりがない。青島のアニメ・マンガ市場はまだ初歩的段階にあり、多くのコスプレイヤーが自分で費用を負担している。
「コスプレは実際には非常に簡単だ。好きなアニメやマンガ、ゲームの人物を取り出し、具体化するのだ」。蘇沙さんは「皆、やったことがあるはずだ。自分の如意棒を振り回して孫悟空になりきることを夢見たことのない男の子はいないはずだ。私たちはただそれを続け、真剣にやっているだけだ」と語る。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年1月9日