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日本最大の軍艦「いずも」就役 中国側専門家「戦略上は対中抑止にならない」

人民網日本語版 2015年03月26日10:47

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 日本メディアによると、海上自衛隊最大の軍艦「いずも」が25日正式に就役した。「排水量約1万9500トン、全長248メートル、最大幅38メートル、建造費用約1200億円」。共同通信社によると、いずもは海上自衛隊最大の艦艇だ。また、「いずも」の甲板は艦首から艦尾まで続き、ヘリコプター5機が同時に発着艦できるだけでなく、陸上自衛隊が導入する新型輸送機MV22オスプレイも搭載できる。環球時報が伝えた。

 海軍軍事学術研究所の張軍社研究員によると、「いずも」は戦略上は対中抑止能力を持たないが、戦術上は中国の潜水艦部隊に一定の影響を与える。また、指揮艦、兵力輸送艦として、自衛隊の海上作戦能力向上にとって大きな助けとなる。

 中国の軍事専門家、李傑氏によると、日本の海上部隊の総合能力は主に3方面からなる。第1に対潜作戦能力。日本側は中国の潜水艦の増加、特に原子力潜水艦の増強に対する防備と懸念を隠していない。第2に島礁攻防作戦能力。「いずも」就役後、日本はこうした大型軍艦の運用を比較的重んじる可能性がある。第3に日本の海上交通ラインの防衛だ。第1、第2面の能力は中国の海上権益維持活動と密接に関係し、「いずも」の就役は将来中長距離海域での中日の潜在的対抗に影響を与えるだろう。

 「いずも」は軽空母と紙一重の差しかないとの指摘がある。李氏はこれについて「正確に言えば、『いずも』は日本が空母発展へのニーズと潜在能力を備えていることを物語っている。その就役過程からもこの方向への発展の可能性を検証できる。だが現在の機能と位置づけから言うと、やはり総合作戦能力の向上だ。『いずも』は戦闘機が障害なく発着艦できる設計で、甲板も一定の耐熱性を備えるが、実際に空母として長期運用するには、甲板が戦闘機の発する熱に耐えられるか否かなど、やはり改造が必要だ」と指摘した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年3月26日

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