北京市朝陽区大屯路のトンネルで11日午後10時ごろ、重大事故が発生した。現場では緑色のランボルギーニの車体前部は完全につぶれ、別の赤いフェラーリは右側のドアが脱落していた。北京市交通管理局によると、事故発生時車はトンネルの壁と道路脇のガードに衝突したという。事故で乗車していた1人が負傷した。新京報が伝えた。
ここ数年のメディア報道によると、大屯路トンネルは「暴走族」が「レース地点」の場所によく選ぶため、近隣住民は何度も交通大隊に苦情を入れていた。暴走車については現地のオリンピック村交通隊がこれまで何度も取り締まりを行ってきた。
大屯路トンネルは北四環路外に位置する全長1.2キロ、片側車線の幅20数メートル、上下合わせて6車線で、各車線にガードで区切られた非自動車道がついている。トンネル内の制限速度は時速60キロだ。関係者によると、赤いフェラーリの持ち主の男性は北京の大学生だという。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月13日