男性の場合、身に着けている服やモバイルゲーム機、イヤホンから聞こえてくる漫画・アニメのテーマ曲などから、オタクかどうかを判断するのは非常に簡単だ。では、女性の場合はどうやって判断すればいいのだろうか?外国メディアの報道によると、日本の漫画・アニメファンの女性たちはオタク文化への愛を表現するため、「痛バッグ」と呼ばれる特定のアニメ・漫画のキャラクターグッズを大量につけたバッグを持ち歩いているという。環球網が伝えた。
漫画・アニメ・ゲームなどのロゴやステッカーなどで装飾した「痛車(イタシャ)」と同じ由来を持つ「痛バッグ」は、実は日本で流行してからかなりの時間が経つ。しかし、最近になって日本全国で注目を集めたことから、さらに多くの女性漫画・アニメファンがこのブームに参入し、キャラクター関連グッズを購入して自分の財布やバッグに飾り付けている。
痛バッグにはまっている人の多くは若者で、自分のバッグをキャラクターグッズで目立つように飾り付けることは、周囲の人々に向けて、漫画・アニメのキャラクターに対する愛をアピールすることだと考えている。通常、痛バッグに飾り付けられているのは、1つのキャラクターに限定されることが多いが、中には種類の異なる100個もの缶バッジを付けているファンもいる。
痛バッグを作るのは、非常にお金がかかる趣味だという。ファンは一般的に漫画・アニメショップやオンラインショップでこういったキャラクターの缶バッジを購入する。しかし、一部の缶バッジやフェルトのぬいぐるみ、キーチェーンなどは数量限定品で、キャンペーン中にしか購入できないため、価格も非常に高い。中には、約8万円をかけて痛バッグを購入するファンもおり、10万円の痛バッグでも買いたいという人もいるという。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年4月15日