山に囲まれたパキスタン北部の都市、ギルギットには中国烈士陵園がある。カラコルム道路建設の際に犠牲になった中国人建設関係者88人がこの地で眠っている。新華社が伝えた。
アリ・アフマッド(音訳)さんはごく普通のパキスタンの高齢者だが、1978年以来ここで自主的に陵墓を見守り、すでに37年になる。「私は一生この陵園を守っていく」と彼は新華社の記者に語った。
パキスタンにはアフマッドさんのように中国とパキスタンの友情を黙々と守り続ける数多くの人がいる。中国に対して素朴で深い気持ちを持つこうした一般の人が、中パ両国の友好関係を固める世論の基盤であり、両国の全天候型の友好関係を発展させていく原動力となっている。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月21日