河南省鄭州市の商都路で4月21日、奇妙な形をした「ヘリコプター」そっくりの車が、パトカーライトをつけサイレンを鳴らしながら路上を走行し、歩行者の注目を集めた。運転手の袁精英さんによると、これは袁さんが自ら作った「ヘリコプター」だという。中国新聞網が伝えた。
袁さんは航空機製造メーカーを定年退職した技術者で、5年を費やし「中国夢号ヘリコプター」を完成させた。この「ヘリコプター」の全長は12.5メートル、高さは2.8メートル。セントラル空調コンピュータ制御システムを採用し、その外観は本物のヘリコプターのようだ。本物と最も大きく異るのは、飛行できず、地上を走行することしかできない点だ。最高時速は75マイル。袁さんは自ら航空機を製造し、孫を学校に送り迎えし、母を乗せ中国全土を旅行することを夢見ている。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年4月23日