習近平国家主席とインドのモディ首相は14日午後、正式な会談の後、西安の大慈恩寺を見学し、中印友好の歴史について語り合い、中印の文化交流および各分野の協力など共通関心事について引き続き意見交換した。
習主席は大慈恩寺内でモディ首相を迎えた。両首脳は大雄宝殿、大雁塔、玄奘三蔵院を見学。習主席は「昨年、モディ首相は自身の出身地グジャラート州への私の訪問に同行し、中国唐代の高僧玄奘三蔵がグジャラート州で経典を研究し、学んだ時のことを紹介した。玄奘法師は帰国後、この大慈恩寺で経典を翻訳した。大慈恩寺は中印の悠久の友好交流の歴史の証人だ。今日われわれが大慈恩寺を共に見学し、中印二大文明の交流と相互参考、両国民の友好交流の歴史を振り返るのは、両国の友好交流を促し、中印関係の発展に新たな活力を加えるためだ」と述べた。
モディ首相は「玄奘法師は印中文化交流の象徴であり、玄奘法師が印度へ渡ったことで印中両国民は早くから結びつけられた」と指摘。「今回の西安訪問は私に深い印象を残した」と述べた。モディ首相は大慈恩寺に印度菩提樹の苗を贈った。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年5月15日