上海市金山区楓涇鎮にある性覚寺の僧侶数人が3日午後、家電量販店の上海永楽家電・朱涇店を訪れ、寺のために給湯器16台を購入した。僧侶たちが支払いに使ったのは、寺が長期にわたり貯めてきた20万枚以上の1角(1元の10分の1、約1.9円)硬貨だった。写真は4日朝、農業銀行上海金山支店を訪れた同家電店の財務担当者。事情を知った農業銀行上海金山支店はこれら硬貨を引き取ることを決定し、金山支店営業部が金山羅星路支店と共に残業して硬貨を集計した。硬貨は手作業で数えるしかなかったため、2支店の関係者がのべ9人の行員を率いて家電店を訪れ、家電店の従業員と共に集計した。人民網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年5月20日