湖北省の武漢設計工程学院(前・華中農業大学楚天学院)に成龍(ジャッキーチェン)影視伝媒学院が設置され、開校セレモニーが20日に開催された。セレモニーには、初代院長を務める成龍のほか、国民的俳優の張国立(チャン・グオリー)や女優の徐帆(シュイ・ファン)らが応援に駆け付けた。環球網が伝えた。
7歳の時から、中国戯劇学院にて京劇や中国武術を学んできた成龍は、人材育成に関して独自の考えを持っており、「僕は学校に通ったことも、映画監督専門の学校に通ったこともない。全て、現場でもまれてきた。だから、実践がとても重要だと思っている」と語る。
これまで15年にわたり大学の教壇に立ってきた張国立は同セレモニーで、「この学院では、院長から客員教授に至るまで、中国で最前線の教育を提供する」と語った。
同学院の責任者によると、「成龍影視伝媒学院」は、アニメーション(アニメ映画、ゲーム美術、アニメ)、演技(演劇・ドラマ・映画、演芸・言語アート、脚色・演出)、マルチメディア(デジタル・インタラクションアート、映画・ドラマの製作)の3学部でスタートし、将来的にアナウンスや司会、ラジオやテレビの脚色・演出などの学部も増設される予定だ。
同学院では今後、張国立や徐帆のほか、巨匠の馮小剛(フォン・シャオガン)女優の李冰冰(リ・ビンビン)などが客員教授を務めることになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月21日