アクションスターの成龍(ジャッキー・チェン、60)の自伝本「成龍:還没長大就老了」が4月1日に発売される。成龍は同書で、不倫相手だった女優の呉綺莉(エレイン・ン)との間に生まれた呉卓林(エッタ・ン)さんや、妻で元女優の林鳳嬌(ジョアン・リン)、昨年大麻使用が発覚した息子で俳優の房祖名(ジェイシー・チャン)などにも言及しており、「僕は素晴らしい人生を過ごしている」としながらも、「自分自身なのか映画で演じた人物なのか、本当の自分は誰なのか分からなくなることがある」と戸惑う心境もつづっている。最近、呉綺莉の呉卓林さんに対する虐待疑惑が浮上したことについて、成龍はコメントを出しておらず、呉綺莉との過去について言及することも避けてきたが、同書では、「当時、林鳳嬌と離婚することも考えた」と暴露している。中国新聞網が台湾紙・中国時報の報道を引用して報じた。
成龍は、「林鳳嬌に電話しようと思ったが、何を話したらいいのかも分からなかった。このような間違いは、『ごめんなさい』と言って済む問題ではない。どうしても、補うことはできない。その後、『説明しなくてもいい。離婚すればいい』と考えるようになった。こんなに大きな間違いを犯したのだから、離婚しなければならないと思った」と、当時を振り返っている。結局、林鳳嬌の許しを得、成龍は引き続き家庭を持つことができた。
成龍は26日、微博(ウェイボー)に、「この本には、ここ数十年の僕の喜怒哀楽が記されている。僕は話すことが苦手で、言葉足らずで誤解されることも多い。過去の事の中には、他の人に言ってもらうより、自分で言うほうがいいこともあると思う。この本を通して、本当の僕が知ってもらえれば」と書き込んだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年3月31日
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