南米4カ国歴訪を終えて特別機で帰国の途についた李克強総理は現地時間27日午後、経由地のスペイン・マヨルカで同国のソラヤ・サエンス・デ・サンタマリア副首相と会談した。
李総理は「中国側はスペインとの関係を強く重視しており、両国の包括的・戦略的パートナーシップの新たな10年において、引き続き政治的相互信頼を深化し、二国間貿易の均衡ある成長を促し、相互投資を拡大し、教育、文化、観光など人的・文化分野の交流を緊密化することを望んでいる。中国企業のスペインでの業務展開、中国国民の観光、留学、居留にスペイン政府が一層の便宜を図ることを希望する」と表明した。
双方は国連の枠組みで意思疎通や調整を強化し、ポスト2015年開発アジェンダを共同で推進する考えで一致した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年5月29日