李克強総理(中共中央政治局常務委員)は3日、大雨の中、長江客船転覆現場を再び訪れ、救出活動を指揮するとともに、最前線で一分一秒を争って過酷な天候の中徹夜で活動し、代わる代わる潜水している潜水士ら救出要員を慰労した。人民日報が伝えた。
河岸に設置されたテント内で、李総理は潜水士たちに言葉をかけ、体や水中の状況を気遣い、潜水士らが乗客に希望をもたらしていることを称賛。「今もなお数百人の乗客が沈没船内に取り残されている。われわれは最大限の努力を尽くさなければならない。みなさんは専門の力として直接役割を果たすことができる。人民大衆はみなさんに大きな期待を寄せている。身体能力の極限に挑戦し、一分一秒を争って救出すると同時に、自らの安全にも注意する必要がある。現在水中で活動している潜水士たちに私の言葉を伝えてほしい」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月4日