2013年の中国GDP改定値　改定前より6兆1400億円増

中国国家統計局は3日、支出面から見た2013年GDPデータの改定値を発表した。改定後の2013年GDP総額は58兆9737億元（1元は約20円）で、速報値よりも3064億元（約6兆1400億円）増加した。最終消費支出は8843億元増加、資本形成総額は6180億元減少、貨物・サービスの純輸出は401億元増加した。改定後の2014年GDPは、改定前の63兆6463億元から64兆796億4千万元に増加した。人民日報が伝えた。

国家統計局によると、今回の改定は第3回全国経済国勢調査の年間支出データに基づくGDP算出方法を採用。2013年の全国経済国勢調査の資料と関連業界・部門の統計データ、補足調査データに基づき、住民消費支出、政府消費支出、固定資本形成総額など6つの分野で改定が行われた。改定後、住民消費支出は7575億元増加、固定資本形成総額は6048億元減少した。最終消費率は51．0％と、改定前よりも1.2ポイント増加した。（編集SN）

「人民網日本語版」2015年6月4日