1日に大型客船「東方之星」が転覆してからすでに70時間近くが経つ。交通運輸部門は救援策のさらなる調整を図り、船体の吊り上げ計画を策定、4日夜20時に実行した。
情報によると、船体を吊り上げてひっくり返っていた船体を元の姿勢にすることで、すべての客室での捜索活動が行いやすくなり、死者の尊厳を最大限に守ることができる。また吊り上げ作業は専門的かつ国際的な慣例にも則したもので、技術的にも成熟している。専門的な試算と評価に基づくと現場の吊り上げ作業はその後の救援ニーズを満たすもので、作業は全国から集められた潜水、救助、船舶修繕といった分野の専門家と技術者が技術的保障を提供している。
中央テレビ(CCTV)ニュースセンターの公式微博(ウェイボー)によると、5日午前9時20分頃の時点で、「東方之星」船体はすでに元の姿勢を取り戻しているが、船体は依然水面下にあるという。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年6月5日