2015年6月8日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>写真>>社会

長江転覆客船「東方之星」救援の全記録

人民網日本語版 2015年06月08日13:10

5日午後7時34分、引き上げの完了した客船「東方之星」。現場には多くの救援者が集まり、新たな作業が始まろうとしていた。2日、湖北省荊州市で、重機の設置を待つ潜江や仙桃などから集まった専門の救助隊員。霧の立つ川面では多くの船が行き来して捜索にあたった。同日早朝、長江で転覆した客船「東方之星」乗客の家族たちが焦りの気持ちを抑えきれず、ツアー出発地の南京・五馬渡埠頭を訪れて家族に関する情報を尋ねてまわる姿が見られた。乗客家族の中には旅行会社に連絡し、家族の消息を尋ねる人もいた。また埠頭に立って家族の無事の帰還を祈る人の姿も見られた。同日朝、李克強総理が習近平中共中央総書記を代表して専用機で事故現場に急行し、救援と緊急対応措置の指揮に当たった。写真は転覆した船から50-60メートルの場所に位置する指揮船に立ち、現場で救援作業を指揮する李克強総理。同日、船底の上で緊急救助作業を行う救援者。同日昼12時52分、湖北省監利県の転覆現場で、ダイバーに救出された高齢者。ダイバーは高齢者に続いて船内で乗客5人を発見し、緊急の救援作業が行われた。同日午後、監利県人民病院に治療のため搬送される転覆による負傷者。同院では当時負傷者5人の治療にあたっていた。3人は一般病棟、2人はICUに入院した。3日早朝、「東方之星」転覆現場の長江湖北省監利地区では雨が降り始めたが、救援作業は夜通し行われた。 同日、「東方之星」の救援現場近くで浮橋を設置する部隊。同日朝、李克強・国務院総理が大雨の中、再び客船転覆現場を訪れ、救援活動を指揮した。1分1秒を争い、悪天候の中で夜を徹して作業し、交代で水中に潜って救援作業を行う救援担当者を見守った。同日、川で捜索にあたる住民の馮凱敏さんと同僚の江清明さん。2日未明、馮凱敏さんと同僚は強風と大雨の中、長江に船を出して、「東方之星」の転覆で川に投げ出された乗客を救出した。4日、一時中断されていた船体の切断作業が再開した。同日は3カ所で切断作業が行われ、水中での捜索も同時に進められた。また続く船の引き揚げ作業のための準備も平行して行われた。同日、長江の客船転覆現場である湖北省監利県で、救援者の車両のために川岸に木の板を敷いて広さ2千平方メートル以上の臨時駐車場を設置する作業員。同日、滞在先の廊下で食事をとる潜水隊の隊員。2時間ほど後に彼は再び救援現場に向かって水中で捜索を行う。5日朝、川面の霧が消えるのを待ち、現場の救援者は客船「東方之星」の引き上げ作業を開始した。 同日早朝、湖南省華容県天字1号埠頭の近くで休憩する客船「東方之星」転覆事故の行方不明者捜索にあたる仮設橋設置部隊の軍人。これら軍人たちは既に長時間にわたり救援活動に携わっている。 同日、長江の客船転覆現場で、ワイヤー4本で船を牽引して、船体の引き起こしが行われた。同日、「東方之星」の引き起こしを実施する現場の救援者。高さ15メートルの客船「東方之星」の本体が引き起こされた。現場下流の500メートル地点には長さ400メートルのネットが設置され、船体の引き起こしと同時に漂流物や油などの処理が行われた。同日、引き揚げ作業が始まった。引き上げられた観光客の荷物など。同日、客船「東方之星」の引き揚げ作業は午後4時6分から6時50分ごろまで行われ、船体が水の上に姿を現した。救助隊員が船内に入って捜索を行った。同日夜、客船「東方之星」が引き上げられた後、多くの救助隊員が夜も捜索を続けた。6日、水中で行方不明者を探すダイバー。長江で転覆した客船「東方之星」は引き上げられた後、船内がくまなく捜索された。 同日、休憩する疲労の色の濃い救助隊員。7日午前9時ごろ、客船「東方之星」の引き上げ現場では黙祷や汽笛などで転覆による犠牲者を追悼した。
pre
next

1日午後9時30分、重慶東方輪船公司の客船「東方之星」が南京から重慶へ向かう途中で竜巻に遭遇して長江中流の湖北省監利県付近の水域で転覆した。船内の乗客の多くは上海のある旅行会社が企画した「夕陽紅」高齢者観光ツアーのメンバーで、年齢は50歳-80歳と様々だ。7日昼時点で「東方之星」の転覆による犠牲者数は431人、生存者は14人となり、遺体のDNAデータ採取は完了した。中国新聞網が伝えた。(編集YH)

「人民網日本語版」2015年6月8日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

图片列表

コメント

おすすめ