米国のカメラマン、スコット・グラハムさん(53、音訳)はこのほど中国・桂林の蘆笛岩洞を訪れ、世界で最も多彩な洞窟の美しい写真を撮影した。中国新聞網が英ミラー14日付報道として伝えた。
蘆笛岩洞は1億8千万年前に地下240メートル以上の深い場所で誕生した。洞窟壁面に描かれた多くのものは西暦792年の唐代までさかのぼることができる。グラハムさんは洞窟内部の透き通った青や燃えるような赤、鮮やかな緑といった驚異的で鮮やかな景色を撮影している。
グラハムさんは語る。「蘆笛岩洞の景色は非常に壮観だ。この洞窟には高い上部構造と数百万年の歴史を持つ鍾乳石や石筍がある。洞窟内のライトアップは素晴らしく、様々な色で視覚の盛典を楽しむことができる。地下湖は特に静謐で、鏡のように透き通っている。多くの洞窟を訪れたことがあるが、ここは私が見た中で最も壮観な洞窟だ」。
蘆笛岩洞は入り口近くに長い蘆が生えていることから名づけられた。「ここは地下も地表も美しい風景が広がっている。まさに大自然の神秘だ」。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年6月16日