韓国文化体育観光省は15日、外国人旅客の不安を払しょくするための「MERS対策及び旅行業界支援案」を発表した。今月22日より、もし韓国旅行中にMERSに感染した場合、当該患者に3000ドル(約37万円)の旅行費用と治療費を補償する。中国新聞網が伝えた。
5月20日に韓国における初のMERS患者が発症して以来、MERS感染は特定病院の患者を主な感染源として急速に拡大した。その中でも、感染者数の割合が多い三星(サムスン)ソウル病院は13日、外来患者や入院患者の受け入れを一時中止することを決めた。
現在のところ、韓国はサウジアラビアに続き、二番目の深刻なMERS感染国となった。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年6月16日