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レノボ、29日に香港証券取引所に上場

人民網日本語版 2015年06月16日14:59

レノボ・グループの親会社である聯想控股股フェン有限公司(レジェンド・ホールディングス)は15日、グローバルIPO(新規株式公開)と香港証券取引所メインボードへの上場に関する詳細計画を明らかにした。同社株は16日より香港で公開発売され、6月29日に香港証券取引所メインボードに上場する予定。京華時報が伝えた。

聯想控股は、「今回のグローバルIPOでは、世界全体でH株3億5294万4千株を発売する。内訳は、最初に香港証券取引所で発売される1764万7200株(変更の可能性あり)と他の海外株式市場で発売される3億3529万6800株。発行価格は、1株当たり39.80香港ドルから43.00香港ドル(約634円から685円)。香港株式市場での公開株は、16日9時から売り出され、19日正午に購入申し込みが締め切られる。

聯想控股の予測によると、H株1株あたりの発行価格を41.4香港ドル(約660円。発行価格帯の中値)で計算すると、資金調達額は約140億8千万香港ドル(約2240億円)に達する見込み。同社は、グローバルIPOにより調達予定の77億4500万香港ドルから84億5千万香港ドル(約1230億円から1350億円)の資金を戦略投資や買収などの新業務に運用、既存業務からさらに一歩前進し、消費・サービス関連業など、高度成長の潜在力を秘めた業界に重点を集中する方針だ。また、調達資金のうち14億800万香港ドルから28億1700万香港ドル(約220億円から450億円)は、財務投資と新基金への集中投入、株券・定番収益性製品に対する直接投資に充てる。21億1200万香港ドルから28億1700万香港ドル(約370億円から450億円)は、2015年に満期となる社債の償還に運用、14億800万香港ドル(約220億円)は、営業資金とその他の一般的な企業用途に充てられる。

聯想控股は現在、戦略投資と財務投資という2大業務を中心とした企業発展を目指している。戦略投資業務では、IT、金融サービス、現代サービス、農業・食品、不動産、化学工業・エネルギー材料の6大分野への投資を進めている。財務投資業務の主要なものは、エンジェル投資、ベンチャー投資、プライベート・エクイティ投資など。国内の主な投資対象企業は、レノボ・グループ、神洲祖車(レンタカー)、拜博口腔医療集団、佳沃集団。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年6月16日

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