ロンドン大学バートレット建築学校の学生、アレックス・サットンさんは、卒業作品で新たな概念を提唱した。未来の空港は郊外に建設する必要はなく、航空機を街道から離陸させられるというのだ。英デイリー・テレグラフ紙の記事を引用し、中国科技網が伝えた。
アレックスさんの構想によると、未来の空港は都市の一部になる。滑走路は建築物の屋上に敷設される。乗客は通勤車に乗り、空港と都市の間を自由に行き来できる。ターミナル、滑走路、手荷物預かり所は、都市のあちこちに分散される。
アレックスさんは、観光業の急速な発展により、人々の航空輸送の需要が2030年までに倍増すると予想した。未来の都市は、より創意あふれる手段により、この圧力に対応しなければならない。アレックスさんはさらに騒音防止システム、手荷物追跡システムなどを設計した。後者は携帯電話による手荷物の追跡が可能で、受け取りの効率が大幅に向上する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月22日