夏休みが到来し、空港は帰省や旅行の大学生でにぎわっている。しかし、それに混じって、「保護者のいない子供」も数多くいる。夏休みでも、両親が仕事をしているため、一人で世話をしてくれる親の実家に行かなければならない子供たちだ。広東省の広州白雲国際空港を取材したところによると、子供を一人で飛行機に乗せなければならない親は、航空会社に前もって専用サービスを申請することができる。広州日報が報じた。
航空会社は、一人で飛行機に乗らなければならない子供に、搭乗券や戸籍、保護者の名前、連絡先などが書かれたカードなどが入った袋を渡す。また、スタッフが、搭乗口までその子供を案内する。搭乗後も、客室乗務員が席まで案内。目的地に着いた後も、スタッフが忘れ物の有無や迎えに来た親戚の名前などを確認する。
同空港のセキュリティゲートの職員は、「同サービスは、事前に航空会社に電話して予約しなければならない。同空港は、保護者のいない子供や高齢者、赤ちゃんを抱いた旅客などのために、国内セキュリティゲートAエリアの11番通路とBエリアの23番通路を、専用通路としている」と説明した。
深セン航空は取材に対して、夏休みの帰省・旅行ラッシュに伴う運行体制「暑運」が敷かれて初めての週末となった今月4日と5日、保護者のいない子供600人が同航空会社を利用したことを明らかにした。今後数週間、同様の子供が増加し、今月11日と12日に始めのピークに達すると見込まれている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月8日