30日夜、男子4x400mリレーで米国が優勝を勝ち取り、9日間にわたる熱戦が続いた2015年世界陸上北京大会が閉幕した。大会旗が、まもなく国際陸上競技連盟(IAAF)の会長職を退くラミーヌ・ディアック氏から、次回ロンドン大会組織委員会の代表に手渡され、世界陸上ロンドン大会に向けた新たな段階に入った。人民日報が報じた。
「鳥の巣」での9日間、多くの歴史に残る対決が繰り広げられ、さまざまな感動的なシーンが観る人々に深い印象を残した。IAAFの統計データによると、今大会期間中、約70万人の観衆が「鳥の巣」で競技を観戦した。
今大会では、ケニアが金3・銀6・銅3でメダル獲得数トップに輝いた。第2位はジャマイカ(金7・銀2・銅3)。意外なことに、米国は第3位(金・銀・銅各6)に後退した。中国は計9個(金1・銀7・銅1)で第11位、獲得ポイントでは第5位と、いずれも過去最高記録を塗り替えた。
ラミーヌ・ディアック氏は、閉会式のあいさつに立ち、「北京に感謝します!中国に感謝します!」とやや興奮気味に述べた。同氏は今大会終了後、40年以上務めたIAAF会長職を辞し、セバスチャン・コー氏が新会長として就任する。次回大会は2017年、英ロンドン五輪メインスタジアムで開催される。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年8月31日