人気タレントが息子や娘と一緒に出演するリアルバラエティ番組「パパ、どこ行くの？」シーズン3の最新回のロケが浙江省の映画村「横店影視城」で行われ、出演者らは清朝宮廷の衣装を着て撮影に臨んだ。また、女優の寧静(ニン・ジン)や俳優の王祖藍（ウォン・チョーラム）らも、特別ゲストとして登場した。王祖藍と、新たに加入した俳優の王宝強（ワン・バオチャン）は「お母さん」と「皇后」に扮して、寧静演じる「皇妃」と御花園で、爆笑のコラボを繰り広げた。 広州日報が報じた。

俳優の林永健(リン・ヨンジェン)と愛息子の大竣君はくじの結果、「召使い」に変身。皇帝の服を洗った後、皇帝の食事も作った。その他、俳優の胡軍（フー・ジュン）親子は大臣に、俳優・劉燁(リウ・イエ)のハーフ息子諾一は未成年の皇子に、カナダ人タレント・夏克立(Christopher Downs)親子は、清朝の一般市民に、プロボクサーの鄒市明（ゾウ・シミン）親子は皇帝と皇太子に、それぞれ扮した。

今週は、湖南綏寧大園村で撮影された回が放送される予定。同地は、劉燁のデビュー作となった「山の郵便配達(原題：那山那人那狗)」のロケ地だ。その場所に、愛息子と訪れた劉燁は、「子供ができて、父親と息子の微妙な関係を初めて理解することができた。『山の郵便配達』を思い出して、特別な思いになっている。今回は、あの犬が、息子の諾一に変わった」と感激げに語った。同映画で自身の父親役を演じた滕汝駿（トン・ルゥジュン）が最近亡くなったことに言及すると、父親となっている劉燁は、映画中の父親と息子の気持ちを一層理解できるようになっているためか、目を赤くした。

「人民網日本語版」2015年9月11日