安倍陣営が強行に推し進める、集団的自衛権の行使容認を柱とする安保法案の成立計画が「カウントダウン」の段階に入るに伴い、日本の国会の「安保法案をめぐる争い」は白熱化の様相を呈している。中国新聞網が伝えた。
16日午後6時半に始まる予定だった参議院特別委員会の採決前の最後の会議である、安倍首相本人および外相、防衛省など政府高官の出席する総括質疑は深夜になってもまだ始まらなかった。国会の外では日本の民衆による抗議活動が再び盛り上がりを見せていた。市民数万人が雨の中、国会周辺に集まって安保法案に抗議の声を挙げ、安保法案の廃案および安倍首相の退陣を求めた。抗議者は夜になっても現場を去らなかった。日本メディア数社による最新の世論調査では、安保法案に反対の声が賛成を大きく上回っている。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年9月17日