世界初の7つ子がこの世に誕生した1997年、医師は彼らが何日も生きられないのではないかと心配した。しかし当時一大センセーションを巻き起こした子供たちが無事に生きているだけでなく毎日楽しい生活を送っていることは事実によって証明された。今年の11月19日、彼らはアイオワ州の家で18歳の誕生日を祝うことになった。英国「デイリーメール」紙の9月16日付の報道を引用して国際在線が伝えた。

1997年、ボビー・マッコイさんは排卵誘発剤を服用後、7つ子を身ごもった。ボビーさんの夫であるケニー・マッコイ氏は胎児を選択して残すことを拒否し、彼ら皆を残すことを決めた。夫婦そろってこの決定を下したことに外部からは避難ごうごうだったが、同年9月11日、ボビーさんは出産予定日の9週前に7つ子を出産し、世界の主要メディアのトップニュースになった。

出産してから数カ月で7人の赤ちゃんは毎日42本のミルクを飲み、52枚のおしめを使用した。現在、ボビーさん一家は7つ子を産んだ時にほかの人が寄付してくれた家に住み、ワゴン車も譲り受けた。ボビーさんは「家族や友人が助けてくれたおかげで、7人の子供を育てることができました」という。

子供たちが成人式を迎えようとしていることに、母親のボビーさんは非常に感激している。ボビーさんは「ここ数年に起こったたくさんの出来事、あのころの記憶、喜びや苦しみがあったから今の私達がある。こうした経験は非常に特別です」と語った。(編集JK)

「人民網日本語版」2015年9月18日