アジア開発銀行(ADB)はこのほど発表した年次報告「アジアの発展見通し2015年」では、2015年の中国経済の成長率を7.2%と予測する。またグローバル経済の成長に対する最大の貢献者の立場を引き続き保つ可能性があるとし、中国経済は今、政府のうち出した目標への軌道を歩みつつあると指摘した。新華社が伝えた。
ADBの魏尚進チーフエコノミストは、「経済成長を阻害する一連の要因はある。たとえば生産年齢人口の減少や人件費の上昇などだ。だが政府が改革を安定的に推進し、生産効率を高めさえすれば、中国経済は引き続き安定的した発展傾向を維持することができる」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年3月25日