2015年9月29日  
 

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「日本企業に触れ、日本を感じよう」の記念交流会が北京で開催

人民網日本語版 2015年09月29日15:45

記念交流会の会場あいさつする中国日本商会会長・丸紅の中国総代表田中一紹会長あいさつする中国日本友好協会の王秀雲・副会長あいさつする在中国日本国大使館の木寺昌人大使あいさつする中国外交部(外務省)の劉振民・副部長 大学生の派遣活動を紹介する中国日本友好協会経済・都市交流部の郭寧部長活動を紹介する元日本側代表団の随行員出席する来賓の各位スピーチする第6陣の訪日団団員・嘉邑さんスピーチする第3陣の訪日団団員・王洪建さんスピーチする第16陣の訪日団団員・倪春尧さんスピーチする第16陣の訪日団団員・王邸玥さん スピーチする民宿代表の重山さん民宿家庭代表の重山夫婦民宿家庭代表 あいさつする日中経済協会北京事務所の篠田邦彦所長出し物を披露する団員たち出し物を披露する団員たち出し物を披露する団員たち重山さんと交流する団員たち
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中国人大学生の日本視察招待事業「日本企業に触れ、日本を感じよう」の記念交流会が 28日夜、北京の長富宮飯店で開催。同プロジェクトに参加した約110人や、日本のスポンサー企業の代表、日本でホームステイを提供した家庭の代表、日本側の代表団などが集まり、長い歴史を持つ中日両国の友情を確認した。その他、中国日本商会会長、丸紅の中国総代表を務める田中一紹会長、中国日本友好協会の王秀雲・副会長、木寺昌人駐中国日本大使、中国外交部(外務省)の劉振民・副部長なども参加した。人民網が報じた。

交流会で、田中会長は、「日本企業に触れ、日本を感じよう」プロジェクトが始まったきっかけについて、「10年前、日中関係が緊張していた局面で、中国日本商会のメンバーは、日中友好関係こそが両国の発展の基礎であると確信し、日中両国の関係を改善するために力になりたいと深く願うようになった。話し合いの後、メンバーの結論は非常に明快で、中国人に実際に日本に触れ、日本がどのような国で、日本人はどのような生活を送っているのかを実際に体験してもらいたいというのがその答えだった。メンバーは、このような小さな行動を通して、日中関係の改善を促進できると信じている」と語った。

一方、王副会長は、「日本側の取り決めと受け入れの下、代表団は、普通はほとんど入ることのできない日本企業の本社や工場、研究所などを訪問することによって、日本の企業文化や管理経験、経営理念、社会貢献などを、直観的に理解することができた。現在、「日本企業に触れ、日本を感じよう」プロジェクトは、中日両国の青年交流のブランド事業となり、両国の国民の相互理解や信頼を深め、中日関係を安定させるための社会基礎のために大きく貢献している」と評価した。

木寺大使は挨拶の中で、「日中両国が交流を行い、感動を分かち合うのは非常に大切だ。この事業は、両国の未来を負う中国と日本の若い世代が感動を共有するのを促進している。今年5月23日、中国の習近平・国家主席が中日友好交流大会に出席した際、『両国の民間交流、特に青少年の民間交流が非常に大事で、今後、政府と民間の努力により、中日両国間の各分野、各階層の交流を一層促進しなければならない』と強調された」と語った。

劉副部長は、「中日は互いに主要な隣国で、共に世界でも主要なエコノミー。アジアや世界の平和、安定、繁栄において、責任を負っている。中日がウインウインの道を協力して歩むことは、両国と両国の国民の根本的な利益だけでなく、アジアや世界各国の国民の期待ともマッチしている。若者たちと共にいると、青春の活力や希望に満ちた中日関係の未来を感じることができる。両国の各界が、長い目を持って両国の青年活動を引き続きサポートすることで、両国の青年交流のさらなる機会を作り出し、両国関係に新なた原動力と活力を注入してもらいたい」と語った。

元日本側代表団の随行員・渡辺光男氏は、スピーチの中で、「『百聞は一見に如かず』と言うが、訪日団の多くの学生は日本訪問後、日本に対する見方を変えた。その多くが大学卒業後、日本に来てさらなる研究を行ったり、仕事をしたり、または中国国内で引き続き日中両国の友好のために貢献したりしている」と成果を強調した。

「日本企業に触れ、日本を感じよう」事業が変えたのは、中国の若者の考え方だけではない。第13陣の訪日団を迎えた重山さんはスピーチで、「言葉や文化、年齢の違い、加えて、自身が中国を訪問した経験があることから、初めてホームステイの受け入れ先に申し込んだ時は、訪日団の学生と打ち解けることができるかとても心配だった。しかし、中国の学生と接して、とても礼儀正しいことが分かった。中国の若者との友情が長く続くことを願っている」と語った。

「日本企業に触れ、日本を感じよう」は、中国日本友好協会と中国日本商会が共催し、中国日本商会が資金を調達する。そして、中日友好協会が大学生の派遣を担当し、日中経済協会が具体的な日程や計画を立てた。2007年から始まった同事業では15年までに、16陣計498人の中国の優秀な大学生が日本を訪問した。日本側の商会企業59社、著名な大学8校が代表団を迎え、日本の397世帯がホームステイ先として大学生らを迎えた。

「人民網日本語版」2015年9月29日

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