中国最古の演劇「昆劇」が18日に東京で公演

日中友好協会や中国文化芸術センター、中国北方昆曲劇院などが共催する日中友好文化芸術交流公演「昆劇名作精選公演」が18日、東京・一ツ橋の共立講堂で開催される。同公演では、中国北方昆曲劇院の一流俳優らが、「牡丹（ぼたん）亭」や「琵琶の夢」を披露する。在日華字紙・中文導報が報じた。

現存する中国最古の演劇で、京劇などの起源になったという「昆劇（こんげき）は、特有の優雅な曲調や演奏法、歌い方、秀麗で美しい舞い、伝えられる悲しみや愛情など変化に富んだ感情などが特徴で、日本の観客を魅了し、観客にとっては忘れられない公演となるに違いない。

同公演の主催側の一つ、製作側を担当した中国文化芸術センターの程波社長は、「同公演を開催できるのは、日本中国友好協会全国本部や東京都日中友好協会、千代田区日中友好協会、長野県日中友好協会など日本の人々が、多くの力を注いで準備を進めるなど、協力してくれたから。日中両国の民間が、友好と平和を強く願っていることを十分に示している」と説明した。

「人民網日本語版」2015年9月18日