昼食を共にする国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長とフランソワ・オランド仏大統領
宴会で国家の指導者をもてなす場合、細心の心配りで、凝った食材を使った料理を用意するのが普通だ。だが、国連で27日に開かれた昼食会では、各国首脳をもてなす昼食の食材に、なんと「料理する過程で通常はゴミとして捨てられる部分」が使われた。広州日報が伝えた。
〇「料理で出るゴミ」がランチに変身
国連気候変動会議(COP21)開催ムード盛り上げが目的
米ニューヨークの国連本部で開催されたこの昼食会には、フランソワ・オランド仏大統領やペルーのオジャンタ・ウマラ大統領など多くの国家首脳が出席した。出席者は折しも、年末に仏パリで開催が予定されている国連気候変動会議(COP21)に向けた話し合いを進めていた。