12月9日深夜、国際的にも有名な観光地である敦煌の三危山(甘粛省)の澄み渡った空には無数の星が瞬いており、さながら広大な宇宙の神秘的なショーを見ているようで、ため息がでるほど美しいその光景は「神秘現象をキャッチ」しに来た大勢の観光客や写真愛好家を魅了した。「三危」とは歴史書に記載されている最古の敦煌の地名で、昔から敦煌の重要な宗教の地だった。東普永和八年(352年)、仏教徒がこの地に洞窟を掘り始め、前泰建元二年(366年)、高僧である楽尊がこの地を通った際、三危山が千仏のようであったことから、莫高窟が作られるきっかけとなった。中国新聞網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月11日