本来は閑散期と繁忙期が入れ替わる時期である秋の敦煌(甘粛省)に前年と比べ今年は次から次へと観光客が訪れている。莫高窟、鳴砂山、月牙泉などの景勝地はポプラ、コトカケヤナギ、ハマスゲなどの植物に引き立てられ、赤や黄や緑が溶け合う山々は深い秋色に染まっている。
敦煌で10年観光ツアーガイドをしている尚桂萍さんは取材に対して、「全国各地からドライブで観光に来る客が徐々に増えている。自分がガイドするツアーも秋のスケジュールが一杯で、今日まで休む暇もない。繁忙期の混雑を避け、大勢の人がいる時の騒がしさや浮ついた雰囲気もなく、静けさと美しさが増す。ここで思う存分遊び、楽しむことができる」と話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年10月29日