1980年代生まれの大野友資氏は東京大学を卒業後、建築・工業デザインの仕事に就いた。2012年に某デザインコンテストに参加した際、立体ジオラマ絵本のコンセプトを初めて打ち出し、童話を360度の立体絵本に取り入れ、レーザーカッターで切ったページを合わせて1冊の本にした。40ページからなるこの絵本は、めくるたびに『不思議の国のアリス』の世界に入ったような気分にさせる。

「人民網日本語版] 2015年12月24日