中国人民大学は23日、2015年中国発展自信調査の結果を発表した。それによると、中国人が日常生活で最も心配していることのトップ3は、食品安全(14.5%)、病気(12.8%)、子供の進学(11.9%)。去年のトップ3は病気、住宅、食品安全の順だった。また、100点満点で、将来の発展全般に対しての自信は80.9点で、去年の80.6点と一昨年79.8点に比べわずか上昇した。中国国際放送局日本語版が伝えた。
中国人民大学統計学院の彭菲教授は「所属層によって、将来の発展に対する自信に差がある。学歴が高いほど、社会発展に自信がなく、逆に農村地域の住民は都市住民より発展に対する自信が大きくなっている。23歳から30歳の年齢層が、発展に対して、最も自信がなく、それに31歳―40歳の年齢層が続く。1980年代前後生まれの発展に対する自信は注目に値する」と語った。
さらに、教育発展に対する自信は65.6点で、去年よりやや下がった。社会環境に対しては56.9%の回答者が貧富の差は非常に大きいと認めている。
「人民網日本語版] 2015年12月24日