各方面から注目を集めるアジアインフラ投資銀行(AIIB)の開業式典が北京時間午前10時30分より釣魚台国賓館で行われ、習近平国家主席が出席し、挨拶を述べた。これにより、800日間あまりの準備を経て、中国の主導による初の多国間金融機関が設立された。午前中に行われた理事会発足大会では、中国財政部(財務省)の楼継偉部長が初代理事会主席に、金立群氏が初代総裁に選ばれた。中国経済網が伝えた。
AIIB開業に伴う一連の活動が本日より3日間続けて行われる。理事会・取締役会発足大会ではAIIBの総裁と各ブロックの理事を選出し、銀行業務、財務、人事など各方面の重要政策文書を審議可決し、AIIBの正式な開業に向けた基礎固めをする。AIIBは開業後、多国間金融機関の仲間入りを果たし、アジアの全面的な経済・社会の発展をサポートする。信頼性が高く、持続可能なインフラ投資は発展のより良い成果をもたらし、アジアの人々の生活を改善し、世界のその他の地域にプラスの波及効果をもたらす。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年1月16日